おはなしのローソク
毎週金曜日の午後、幼稚園でシーンと静まる時間、そうおはなしのローソクの時間です。カーテンを閉めて、電気を消した保育室、~あかりをつけましょう おはなしのローソクに そっと目を閉じて 耳をすませば ほらやってくるよ おとぎの国ゆきの魔法の馬車が・・・~ の歌とともに1本のローソクに火が灯りお話が始まります。絵本や紙芝居のように目で見えるものではなく、ローソクの灯りを見つつ語り手の声だけでお話をたのしむのです。子どもたちはお話を聞きながら、登場する人物の顔、動物たち、情景などを想像しながらお話の世界に入り込んでいるのでしょうね。現代は映像の時代といわれ、子どもたちの周囲も常に音があふれています。外にでかけても騒音が多く、本当に静かな空間が少なくなってきました。
子どもたちはテレビやゲームが好きですが、絵本や素話を聞くことも大好きです。ゆったりとした気分で、思う存分想像力を働かせお話の世界を満喫できたらと思っています。
語り手はそれぞれの教師が交代で各部屋を回りました。どんなお話を聞いたのでしょうか・・・
コーナー別保育の週
9時半から11時まで、好きな遊びを自分で選び、そのなかで
他の学年のお友だちとも交わりを深めました。
コーナーをご紹介します。
ばら組 お正月のあそび(福笑い、羽根つき、かるた作 り、こまなど)
さくら組 箱製作、こま作り、望遠鏡、お菓子作り
もも組(星)紙を使った遊び(くみ紙、構成遊びなど)
もも組(月)絵の具を使った遊び(スパタ、ビー玉ころがし など)
かるた遊びで
さくらさん同士でかるたをするときは真剣勝負。1枚でもたくさん取ろうとみんな一生懸命です。ところがばらさんを交えてかるたをしていた◎◎くん。いつものペースで遊んでいたのですが、ふと隣のばらさんを見ると1枚もとれていませんでした。次の札が読まれたとき ばらさんも絵札がわかり手を伸ばしました。とうぜん◎◎くんも手を伸ばして取ろうとしましたが、ばらのお友だちに気づき一瞬手を止めたそうです。かくしてその絵札はばらさんの手に・・。ばらさんは譲ってもらったとは気づかず満足していたとのこと。さくらさんの優しさがとても嬉しかったとばら組の先生から報告がありました。
保育参観ありがとうございました。
さくらんぼリズム、合奏いかがでしたか?おうちの方々に見ていただくとあってみんな大ハッスルでした。今回の合奏は楽器の担当を決めずにみんながいろいろな楽器を経験しました。
前日にはばら組さんに披露したのですが、そのときのみんなの
姿はすごーく可愛かったです。指揮を一生懸命見ているのですがシンバルを鳴らすタイミングがずれ、その度に悔しがっていたお友だちや、前列で食い入るように指揮を見ていたお友だちの表情に他の先生方も大喜びでした。
本番につよいさくらさん、お母様方の前では、格好よく決めましたね。
反対に私は緊張から2回目の最後にミスをしましたが、子どもたちは首をかしげながらも、指揮に合わせてしっかり演奏してくれました。
お忙しい中参観ありがとうございました。